
人材育成・社員教育・業務レクチャー・外国人研修など、様々な場面で「説明」をしなくてはいけない時があります。人不足で悩む企業団体様が多い中で、教育の時間を割くことはさらに悩むところでしょう。そこで動画による研修動画が注目されています。
研修動画・教育動画の制作は、直接教えるより短い時間で理解度を向上させることができます。それには制作前の設計が重要です。
研修動画・教育動画制作は、セミナー・勉強会の様子をそのまま収録して利用される場合も多いですし、PR動画風にストーリーを建ててしっかりと作られる方もいらっしゃいます。
しかし、
研修動画・教育動画の目的が
- 業務を共に過ごす仲間や部下を対象に、
- 直接伝える代わりに。動画を見てもらい。
- 自分の言いたいことやルールを理解してもらって
- 教育時間の短縮と理解度の向上を図る
のであれば、それほど凝った作りではなくてもよいと思います。
- スタジオや教室等個室での収録
- 音声は同時録音しておき(ビデオカメラの音声は聞きづらいです)
- あとで必要な部分を編集
- 見出しやテロップを追加
このあたりが基本です。動画のメインは収録にかかる時間ですが、大切なのは編集です。
緊張すると、合図とともにしゃべるのは難しいものです。しゃべるためのシナリオは必要ですが、内容が固まらなくても、普段から教育係をされている人であれば、撮りながら ご自身の伝えたいことはある程度浮かんで来るので。リハーサルも含めそれらを全部収録しておいて(必ずその日中に取り終えます)あとでつなぎ直せばよいと思います。
言いたいことがあればあとで付け足します。
そうしてできあがった動画をつなぎ合わせて、見出しやテロップを足していきます。このつなぎあわせを以下に短く、テンポよくするかがポイントです。
普段の会話というのは、おおよそ間延びしており、先生などセミナーが得意な方でも、収録後に間を詰めれば長さが三分の1になることもあります。著名なYoutuberであれば動画の会話の隙間を埋めたり、見出しをところどころで効果的にはさむなど飽きさせない工夫をしています。
AIなどの簡易動画編集ソフトが人気ですが、スピーチをうまく聞き取り自動で映像編集する技術はまだ追いついていません。収録・映像編集ともにぜひお任せ下さい